眼差しは東へ移動し、

北岳山頂から中白峰沢ノ頭へと連続する、

岩峰群の姿を捉える。    

       

歩みは自ずとこの岩尾根の、

上方派生部へと向かう。

  

そしてそこで、その姿を見た。