背後を振り返ると、雪煙の向こう、 

抑えられた光線照射の下、冬山の面持ちを取り戻しつつある、甲斐駒ヶ岳があった。

三ツ頭に始まり、六合目、山頂、摩利支天を経て、仙水峠方面へと下る、

甲斐駒ヶ岳の全容を収める。