アサヨ峰から続く稜線の向こうに、鳳凰山を望む。 

左から、地蔵岳、赤抜沢ノ頭、高嶺、観音岳、薬師岳、砂払岳の峰々が連なる。 

個々の中規模の山塊の集合体であるこの山は、しかしその総体において、 

まさに山名が示す如く、天空を翔け行く、雄大かつ典雅な空間存在となる。