今ここに厳然として現われ出た、一つの「神」のもとへと。

 

そして、その美に身を委ね、安らぎ、己を解き放つのだ。

未だ執拗に付き纏う、ありとあらゆる地上の制約から。 

代わってお前を導くのは唯一つ、この限界なき延長体、

眼前の、限りなき物質世界、生と死との向こう側、隠喩となった最終審。

それと限りなく一つになって、立ち戻れ、表象世界を刷新せよ。