鋸岳第二、第三、第一高点、
その屈曲する稜線上に、真冬の強烈な直接光が差し込んで、
山体の乱雑極まる浸食相と混じりあう。
それは今なお進む彫琢への、天空からの
讃美
の歌か。
扉
戻
次